運動会の小道具にも使われていた紙

6月の初めに娘が通っている小学校で運動会がありました。二人三脚とダンスをしたのですが、頑張っている姿を見ることができて元気をもらった気持ちになりました。

運動会では小道具を使うこともありますが、今回のお話の主役はダンスで使ったこちらの手作り太鼓です。

 

解体前

解体後

学校で作った物は恐らくどこも数日でゴミになってしまうと思いますが、我が家も例外なく廃棄の予定でした。解体を進めていくと上の写真のようになったのですが、ここで面(鼓面)が紙でできていることに気付き、ネタとして使わせてもらうことにしました。

学校教材もデジタル化が進んでいますが、まだまだ紙の活躍する場があるのは、紙の営業としては何だか救われた気持ちになります。

※隣の紙管(しかん)は当社で輪切り加工が可能です。

 

セット内容を調べると、ファイバーアート紙という名前が書いてありました。以前当社でもファイバークラフト紙という紙を販売しておりましたが、紙の感触や硬さからみてもほぼ間違いないと思います。

大変硬い紙なので太鼓の面として使用できたと思うのですが、何か別の形に切ったりするのはかなり苦労します。

型抜き加工は刃が壊れてしまうので加工できませんが、レーザーカットなら下の写真のような複雑な形でもカットが可能です。

 

 

ここ数年の間に多くの小学校で5月下旬~6月上旬に行うことが多くなったそうです。しかも午前中で終了。 私が小学生の時はお昼をみんなで食べて、15時頃に終わっていたように記憶していましたので、今の子供にとってはこれが当たり前になるのだなと、時代の変化をしみじみ感じました。

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