「紙好きのバッグは…」

紙が好きで、とうとう紙を販売する会社に就職した私ですが、紙と接する機会が増えたおかげで、紙のコレクションが飛躍的に増え収納や活用法で困り果てています。でも収集はやめられない(笑)

包装紙・便箋・ノート・付箋など以外にも、裁断工場から出る紙の切り落とし、菓子折りに巻いてある掛け紙や、趣向を凝らしたストアカード、コースター、時にはペーパーナプキンに至るまでステキ!!と思ったものを片っ端から収集してしまい、しばらく愛でては収納する日々を過ごしています。

先日ふと持ち物を見返した日があり、気が付いた事がありました。

上の写真は、まさに私物のバッグなのですが、

出勤の際のサブバック(グレー・後ろ)と、お昼休みに持ち出すランチバッグ(黒地にプリント入り)まで紙つながりでした!

 

グレーのバッグは特殊加工したクラフト紙で作られているもので、丈夫なのにびっくりするほど軽くて重宝しています。

黒い方のバッグにプリントされているのは1800年代後半にパリで活躍した画家・トゥールーズ=ロートレックの書いた「コンフェッティ」という ポスターです。 このポスターはJ&E Bellaと言うイギリスの製紙会社が紙吹雪(コンフェッティ)の宣伝のためにロートレックに依頼したものでした。

どちらもずいぶん前に購入したものですが、購入した時の私は紙屋さんで働くとは想像もしていなかったです。

今、気になっているのは山梨の会社さんが販売している和紙に樹脂を梳き込んだ紙製のバッグです。軽くて丈夫で洗濯も出来るとの事!オドロキです。ちょっと高価なのですが、次なる紙製バッグは…と狙っています。

購入した暁にはご披露させてくださいね。

これからも紙ラブ精神で邁進し続けたいと思ってます!

何卒宜しくお願い致します。

S

トゥールーズ=ロートレック 「コンフェッティ」 1894