紙業界も意外と世知辛い?紙の格差のお話し

社会生活を営む上で、「格差」という言葉を聞く機会は少なくないと思います。

身近な問題として新聞やニュースなどでも「格差社会」「地域格差」「格差婚」等、格差という言葉に注目が集まることも多々ありますよね。

そんな「格差」ですが、紙の業界にもれっきとした「格差」が存在していた事に、入社して日の浅かった私は驚きました。

でも一般的に想像するような、世知辛い差の事ではないのです。

色や厚さによって変わってくる紙の価格差のことを、格差と呼んでいるのです。ファンシーペーパーのタントやレザック、身近なところなら色画用紙みたいな、同じ名前の紙でも厚みや色のバリエーションがある紙ってありますよね。もちろん色のバリエーションはなくても、ボール紙など厚みにバリエーションがある紙も多く存在します。
厚い紙・薄い紙(重い紙・軽い紙)・濃い色の紙が、そうでないものに比べて価格が高いのです。そういった価格差を「格差」と呼んでいます。色の価格差は「色格差」です。

格差と聞くと優劣が頭をよぎりますが、紙の世界では、同じものの中で重さや色などによる価格の差を「格差」と呼び、優劣の差を表しているわけではないことを学んだのでした。

入社時はこの“優劣がないのに「格差問題」”について、モヤモヤしていましたが、最近では何の抵抗もなくスルっと出てくるようになり、ほんのちょっと紙屋らしくなってきたかな……と思う今日この頃です。

(入社8か月目のSでした)