紙探偵、再び!
2020年7月3日の弊社のブログhttps://furukawa21.jp/talk/2020-7-3 『紙好き、紙業界人にはたまらない小説!?「紙鑑定士の事件ファイル」を読みました。』で弊社代表Tがご紹介した、歌田午(うただ・とし)さんの『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』という本をご覧になった方、いらっしゃいますか?
ミステリー好き・紙好きの私の心の琴線をがっちりわしづかみしたこの本ですが、先日、第3弾が8か月も前に出版されていたのを発見しました!最近の読書量の大幅な減少と、それに伴う情報収集不足に「なんたる不覚!!」と地団駄を踏んだわけですが、早速購入してむさぼるように読みました。
ミステリーなので、ストーリーに触れてネタバレになるといけませんので詳しくは申しませんが、連作短編の本書、今回もとても楽しく読み終えました。主人公の渡部さんの紙鑑定の知識、今回もキレッキレです。渡部さんほどではありませんが、弊社の先輩も、お客様からお預かりした紙をだいたいこんな感じとあたりをつけて探し始め・そして大体の場合においてすぐ見つけていますが、紙修行中の私としては、あたりすら付けらないことも少なくなく…。教えてもらいながら日々紙修行中です。
ただ私も、紙が好きな気持ちなら負けないですよ!!そして日々、紙を好きな人が増えるといいなぁ…と思いながら仕事をしています。
それにしても、この“紙鑑定士の事件ファイル”シリーズ に第3弾が出るという事は、世の中で紙業界に興味を持っている人が少なからずいるのかなと嬉しくなります。それとも紙業界の人がこの本を買い支えしているのでしょうか(笑)
紙に興味がありましたら、ぜひご覧ください。他のミステリーでは味わえない紙のマニアックな世界をちらっと垣間見れますよ!
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