紙の原料、いろいろ

昔ながらの和紙の原料は楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの植物の繊維、コピー用紙などの洋紙の原料は木材パルプが一般的です。
さらに洋紙の中には木材パルプに他の材料を混ぜて特色を出している紙もあります。
いくつかご紹介すると・・・

牛乳パックの古紙を混ぜた紙
ビールラベル古紙とビールファイバーを混ぜた紙
バナナの茎の繊維を混ぜた紙などなど。

象の糞から抽出なんていうのもあります。

私たちのオリジナルペーパークラフト【クラフトクラブ】の材料であるバルカナイズドファイバーには木綿の繊維が入っています。この紙の特徴である強靭さの一因だと思います。

こんな感じで紙によって変わった原料を使っていることがあります。お使いの紙袋や封筒などにはたまに「この紙は○○の繊維を使用しています。」というコメントがあったりしますので、是非探してみて下さい。
案外面白い発見があるかもしれませんよ。

(T)