縁の下の力持ち、寒冷紗が活躍するノート
ここ数年前からこういった感じのノートが流行っています。
こちらはツバメノートさんのノートです。
糸目の出た、すこし無骨な感じです。
これは粗めに織った糸を糊でハリを持たせ裏に薄い紙を貼ったもので、製本業界では紙貼り寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれ、私たちの取扱い商品の一つです。
本来の寒冷紗の使用用途は本や手帳の背などに貼って補強する事にあり、表紙に隠れ見えないのが通常です。おそらく見たことがある人は少ないと思います。
このノートは普段は日の目を見ない寒冷紗を表に出し、デザインの一つにした【逆転の発想】(少なくとも取り扱っている私たちには驚きでした!)ともいえるかもしれません。
まちでこのノートを見かけたら、普段はめったに見ることはない【縁の下の力持ち】の寒冷紗に注目してあげてください!
(T)