加工事例~筋押し加工~

生地の見本を綴じる「コの字」状のヘッダー作製のご注文をいただきました。

中に綴じる生地の穴と同じ位置に穴を開け、厚紙をコの字に曲げられるように筋を押します。

【ご注文内容】
:黒厚紙約0.85mm厚
仕上がり寸法:185mm×210mm
穴あけ加工:4.5mm直径 4か所
筋押し加工:2か所

厚紙に筋押しをする際のご注意点として、筋を押すと紙の寸法が若干縮まるということがあげられます。
寸法が縮まることで中に綴じる素材の穴の位置とヘッダーの穴の位置がずれる可能があります。そのため、筋押しでヘッダーを作製する際にはある程度の寸法の余裕を持たせておく必要があります。

ヘッダー加工事例

今回のご注文では中の生地とヘッダーとの間に余裕があったので、筋を押すことで寸法が縮まっても問題はありませんでした。

納品後にお客様より下記のようなコメントをいただきました。ありがとうございました。

穴位置もぴったりで、分厚い張地見本をしっかりと綴じることができました。

ありがとうございました!

今回の事例のようなことにかかわらず、もしも仕上がりに心配があるようであれば有償にはなりますが、事前に試作をすることも可能です。

その際にはご相談ください。

(T)