タック加工の粘着強度

先日、ご支給の紙にタック加工(糊引き加工・シール加工)を施すお仕事をさせていただきました。
ご利用用途は瓶に貼る商品ラベルということでしたので、タック加工の糊にどのくらいの粘着強度が必要かをお試しいただく事にしました。

当社の協力工場の場合、糊の強度は大きく分けて「弱粘着」「一般粘着」「強粘着」があります。
今回は商品ラベルとのことでしたので、一般粘着か強粘着のどちらかをお選びいただく事になり、ラベル状のカットサンプルをお送りして実際に貼ってお試しいただきました。シールは貼って1週間位は糊が定着しないので、1週間後に「一般粘着」でご注文をいただきました。

納品後、お客様から下記に様なメールをいただきました。

当社のメタリック紋様紙をタック紙にしていただきました。商品ラベルとして、予想以上に良い仕上がりになりました。対応も良く、リピート時はぜひまたお願いしたいです。

今回加工した紙は当社に見本帳が有ったので、それを見てタック加工は可能という判断ができました。その為お客様には糊の強度だけのご確認でしたが、紙のタック加工はその素材によってはシワが入りやすかったり、そもそも糊が付かなかったりすることがあります。

「タック加工をしてみたいがどの様な仕上がりになるのか不安」という場合は、有償にはなりますが試作も可能ですのでぜひお問い合わせ下さい。

(T)