型抜きの型とは?というお話

型抜き加工をする際に必要な「型」をお客様に説明する際には、クッキーの型の様な感じですとお伝えしています。
実際の型がこちらです。

基材は木の板、緑とオレンジはスポンジです。このスポンジの間にカッターの様な刃が埋め込まれています。

 

裏から見ると刃が埋めこまれているのが分かります。

この刃に紙などの素材を機械で押し付けると切れる仕組みです。スポンジは素材が型にくっついたり、挟まらないようにする為に跳ね返す役割があります。そして加工の最後には素材の周りに付いた不要な部分をむしり取って型抜き完成です。

上記の型で型抜きをするとこのような仕上がりになります。

 

多くのお客様が「型」というと高額を想像する様ですが、紙などの素材を型抜きする型は単純な形で一型数千円から作製可能です。型の価格は刃の距離と複雑さで決まりますので、例えば同じ位の大きさであれば円よりは魚の形の方が高くなります。また、仕上がり数が多い場合は同じ型を複数付け合わせて作ることもでき、その方が型代は高くなりますが加工賃が安くなります。

型の金額が高そうだからと躊躇されている方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談下さい。

型抜き加工の詳細はこちらをご覧ください

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