どこかで見たことありますか?マーブル紙のお話

マーブル2

私たち株式会社古河(ふるかわ)の昔からの取扱商品に【製本マーブル】と【マーブルテープ】があります。
平判だと製本マーブル、テープ状だとマーブルテープです。

使われ方としては、裏表紙に貼られたり伝票や領収書の背に巻いて使われているのが一般的です。
さてこのマーブルという名称について、「なぜマーブルというの?」とよく聞かれます。 私も小さい頃から聞きなれた名称ながら、深く考えたことがありませんでした。

 そこで製本用語集を開いてみると・・・

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【マーブル】

書籍や洋式帳簿などの小口、見返紙に、大理石や羽毛に似せた特殊な装飾模様を染めつけること、またはその洋紙をいう。地名別、模様別によって種類が多い

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 ・・・とあります。

地域別、模様別によって種類が多い???

 カルトナージュ(箱に紙を貼り付ける手芸)では、いろんな種類のマーブル紙がありますが、製本でマーブルといえばこの模様。 ということは、多くの種類から淘汰されたエリート模様という事でしょうか。ちなみに、古い職人さんの中にはこのマーブルを【青竹】とか【唐草】なんて呼ぶ人もいます。
そっちの方がしっくりいったりして。

そんな昔からの取扱品をもっと皆さんに知ってもらいたいという思いから、ステーショナリーにしたのが【マーブル紙のシリーズ】です。
文房具の水縞さんとコラボし、懐かしくて新しい雑貨に生まれ変わりました。上の写真を見てなんか見覚えあるなと思った方、ぜひマーブル紙のシリーズもチェックしてみて下さい。

マーブル紙のシリーズは→こちら

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