株式会社古河

ロール生地には耳がある・・・というお話

「アンパンと食パンとメロンパンで徒競走をしました。勝ったのはどれでしょう?」というなぞなぞが昔ありましたよね。
正解は・・・耳がついている食パンだけがスタートのピストル音が聞こえたから「食パンの勝ち」というものでした。

なぜパンのあそこの部分を耳というのか?横着してネットで調べた結果、人間の耳は顔の端に有る事から由来し、モノの端っこに有るものを「耳」と呼ぶそうです。(諸説あり)

 

さてパンに耳があるように、私たちの取り扱っているロール状の紙・布・ビニール生地(以後生地)にも耳があります。
これらの生地には、両端に製造過程でできた不ぞろいな部分がついたままのものがあり、この不ぞろいな部分を「耳」と言います。(生地によっては綺麗に耳を切り落としてあるものもあります。)

時々、ロール生地の断裁のお仕事を頂いた際に「幅はそのまま」というご依頼があります。その場合、耳がついていればお客様に確認して「耳つき」でいいのか、それとも「耳を落として」幅はそのままでなのかを確認します。でないと仕上がり寸法が変わってしまうからです。

またこの耳ですが不ぞろいなだけでなく、つぶれていたり破れている場合も多々あり、特に巻きメートルが長いとその傾向は強いです。その場合耳を切らずにカットしていくと、見た目が悪いだけでなく紙の大きさがそろわないこともあります。そろってないと困るもの・・・例えば包装紙などをロールからカットして使うというときは、耳の存在にご注意ください。

うーん、生地の耳はなかなか曲者です。パンの耳の様に綺麗でいてくれればいいのに。

紙の断裁についてはこちらからどうぞ

(T)

投稿日:2018年9月10日   カテゴリー:紙屋のおはなし タグ:,,