株式会社古河

紙の加工

厚紙の窓あけ(抜き)加工をしました、というお話

投稿日:2018年11月20日

紙加工の業界では中身が見えるように穴をあけることを「窓をあける」「窓を抜く」といいます。身近なものでは、中身が見える封筒「窓あき(抜き)封筒」はお馴染みです。窓の形は四角だけでなく丸や好きな形にあけることができます。

さて先日以下のような窓あけ加工のお仕事をさせていただきました。
:2mm厚の厚紙 353mm x 453mm
窓あけ:上記の紙に343mm x 253mm四角い窓をあける
数量:70枚 …続きを読む

紙以外も型抜きができます。というお話

投稿日:2018年10月30日

当社へのお問い合わせの多くが「紙の加工」についてです。でも実はあまり知られてはないのですが、紙以外の素材の加工も可能です。

例えば、プラスチック素材であるポリプロピレン(以下PP)の型抜き加工もその一つです。PPは書類などを挟むクリアホルダーに使われているお馴染みの素材で、プラスチックの中でも比較的柔らかいので型抜きも可能です。

先日は0.7mmの厚さのPPを楕円形に型抜きするお仕事をさせていただきました。(ちなみにクリアホルダーに使われているPPは0.2mm厚が多いです)PPの型抜きだからといって特段紙の型抜き加工と段取りや加工内容は変わりませんので、紙の加工が中心の私どもでも加工が可能という訳です。

一点、紙の加工と違う点といえば「数量」でしょうか。PPは紙と違って基本的に「ばら売り」をしていないので、作成するときに仕上がり数量が多くなってしまう場合があるという違いが有ります。

とはいえ、お困りごとがありましたら、まずはお話をお伺いします。「PPで何かを作りたいのだけど、どこに聞いていいか分からない」というときは、紙屋ですけど是非私どもにご相談ください。

型抜き加工についてはこちらをご覧ください→こちら

(T)

ロール生地には耳がある・・・というお話

投稿日:2018年9月10日

「アンパンと食パンとメロンパンで徒競走をしました。勝ったのはどれでしょう?」というなぞなぞが昔ありましたよね。
正解は・・・耳がついている食パンだけがスタートのピストル音が聞こえたから「食パンの勝ち」というものでした。

なぜパンのあそこの部分を耳というのか?横着してネットで調べた結果、人間の耳は顔の端に有る事から由来し、モノの端っこに有るものを「耳」と呼ぶそうです。(諸説あり)

 

さてパンに耳があるように、私たちの取り扱っているロール状の紙・布・ビニール生地(以後生地)にも耳があります。
これらの生地には、両端に製造過程でできた不ぞろいな部分がついたままのものがあり、この不ぞろいな部分を「耳」と言います。(生地によっては綺麗に耳を切り落としてあるものもあります。)

時々、ロール生地の断裁のお仕事を頂いた際に「幅はそのまま」というご依頼があります。その場合、耳がついていればお客様に確認して「耳つき」でいいのか、それとも「耳を落として」幅はそのままでなのかを確認します。でないと仕上がり寸法が変わってしまうからです。

またこの耳ですが不ぞろいなだけでなく、つぶれていたり破れている場合も多々あり、特に巻きメートルが長いとその傾向は強いです。その場合耳を切らずにカットしていくと、見た目が悪いだけでなく紙の大きさがそろわないこともあります。そろってないと困るもの・・・例えば包装紙などをロールからカットして使うというときは、耳の存在にご注意ください。

うーん、生地の耳はなかなか曲者です。パンの耳の様に綺麗でいてくれればいいのに。

紙の断裁についてはこちらからどうぞ

(T)

最近お作りしたもの~色厚紙の台紙~

投稿日:2018年8月10日

コピー用紙やトイレットペーパーに並び「厚紙」は私たちの身近なところに存在する馴染みの紙です。

例えば「お菓子や洗剤の箱」「ハードカバー本の表紙」「絵葉書」など、他にもたくさんの用途で使われています。多くは「両面グレー」「片面白」または「両面白」という見た目がですが、「色がついた厚紙」というのも存在します。

それは商品の台紙に使用するということで、厚紙を断裁するお仕事をさせて頂いた時の事です。

当初は「片面白」か「両面白」をご希望だったのですが、”ひょんなこと”から「色がついた厚紙」をご覧になったお客様からのご要望で茶色の厚紙に変更し、とても喜んでいただけました。(人生で初めて”ひょん”という言葉を使いましたが、本当に”ひょん”な事ってあるんです)

よく卓上カレンダーの台紙や紙製のファイルなどに使われている「色がついた厚紙」は0.16mm~0.55mm位の紙厚の種類があり、もっと厚い紙が欲しい時には紙を貼り合わせる「合紙」をすれば厚さを出すことができます。数十色の色数がありますので、商品台紙やパッケージなどで色物を使いたいときにいかがでしょうか。

当社では、紙の手配から断裁まで承ることができます。断裁の詳細はこちらをご覧ください。

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最近お作りしたもの~飛行機型の短冊~

投稿日:2018年7月31日

大人になってから七夕飾りの短冊にお願いごとを書いたことはありますか?なぜこんなことを書くかといえば、先日「飛行機型短冊」を作製するお仕事をさせていただいたからです。

お話を頂いた時に「短冊」という単語が懐かしくて大人になった現在、お願いごとを書くとしたら何を書こうか?と思わず考えてしまいました。

さて簡単にそのお仕事の仕様を説明すると、、、
:コピー用紙位の厚さの色紙(色上質紙)5色
数量:各色1000枚
型抜き:飛行機型にデザインされたデータをご支給
その他の加工:紐を通す用の穴を一箇所空ける

ここで一点ポイントが。コピー用紙位の厚さだと、飾って数日でイカを焼いたように「カール」してしまいます。そこでなるべくカールしない様に紙の「流れ目」を気にしながら型抜きをしました。

流れ目とは、紙の繊維の流れている方向です。

この方向を指定して型抜きすると幾分カールを緩和することができます。紙を厚くすることでカールを抑えるということも話には出ましたが、紙が重くて笹が負けてしまうということで今回の厚さに決定しました。なかなか頭を悩ました「カール」問題でした。

そして無事、七夕に間に合うように納品ができました。子供も大人も喜んでお願い事を書いていたそうです。お役に立ててよかったです!

さて、今の私が短冊にお願い事を書くとしたら、、、黒い紙に書いた方がよさそうです。

 

紙の型抜きについての詳細は→こちら

(T)

 

手描きの型紙で型抜き

投稿日:2018年7月20日

厚紙やケント紙などを型抜き加工をする際には、パソコンで作った「データ」が必要になります。データと聞くだけでハードルが上がる方もいらっしゃるかと思います。私もその一人です(汗)

でも、カルトナージュなどのクラフトをされている方は、頭の中にある図面をスラスラと「手描き」ができるのではないでしょうか?

パソコンでデータ作製ができなくても、手描きの図面があれば型抜き加工は可能です。ひとつの形につき数千円のデータ作製料がかかりますが、パソコン操作がハードルとなって加工をあきらめていたのであれば、是非一度ご相談ください。

紙の型抜きについての詳細は→こちら

(T)

紙を買うときは端数(はすう)が得か、包みが得か

投稿日:2018年7月17日

「紙の全紙(例えば788mm×1091mm)は何枚から買えるのですか?」というご質問を頂く事があります。

その答えですが、多くのファンシーペーパーは全紙を「包み」未満の「端数(はすう)」で購入することができます。いわゆる「バラ売り」です。1枚から買えます。
ケント紙や一部の上質紙などの白い紙も端数で販売している場合もあります。

端数のメリットは「必要な数量だけ手に入れることが出来る」ということですが、逆にデメリットとして包みよりも価格が「割高」になっていますし、簡易包装や丸めての納品という場合もあります。

「割高」について、それがどういった事か?を下の価格のような100枚包みの紙が有るとして見てみると、、、
 1~49枚までの単価 @181/枚
 50〜99枚までの単価 @146/枚
 100枚以上の単価 @76/枚
このような価格差が出る場合もあります。

 

さてこれくらいの価格差があるので、数量によっては「端数で買うより包みで買った方がお得になる」場合がでてきます。

先程例にした紙を端数の60枚で買うと、、、
 60枚×@146=¥8,760
これを包み100枚で買ってみると、、、
 100枚×@76=¥7,600
包みで買った方が約1,000円お得ですね。

紙によっても違いますが、包みの半分少し越えた位で価格が逆転する現象が見られます。
購入する際に包みの半分くらいの数量でお考えの場合は、一度「端数が得か」または「包みが得か」を購入するお店に聞いてみるといいかもしれません。当社の営業にもお気軽にお尋ねください。

もちろん必要のない紙を買って結局廃棄してはもったいないですが、余った紙はメモや包装紙などに有効活用してお得に紙をご購入されてはいかがでしょうか。

(T)

 

最近お作りしたもの~カルトナージュ用の型抜きと裁断~

投稿日:2018年7月12日

個人の方向けに加工のお仕事をさせていただいた後に、完成した作品の画像を送っていただくことがあります。

先日、カルトナージュ用で下記のようなお仕事をさせて頂きました。
使用した紙:2mm厚の片面白ボール
型抜き加工:やや大きめの円に2サイズ=各50枚の型抜き
裁断加工:数種類のご希望の大きさにカット

そのお客様から作品の画像を送っていただいたのですが、いつも見慣れている厚紙が素敵な箱になっているんです!これにはビックリ!!

レッスン前なので送っていただいた画像は、まだヒミツです。

その代わりにお寄せいただいたご感想を少しだけご紹介させていただきます。

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自分でお願いしたサイズの紙の束に嬉しくて少々興奮気味です。
この度はいろいろと細かい相談にも丁寧に応対くださり本当にありがとうございました。
楽しくレッスンをすることができそうです。
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紙の魅力を最大限に活かしていただき、こちらこそありがとうございます!

(T)

続報、ボタンブローチ!

投稿日:2018年6月7日

以前、ボタンブローチの台紙になる厚紙を「円状にカット」をさせていただいたことをご紹介しました。
(以前の記事はコチラから)

その主催者の方からイベントで作ったボタンブローチの画像を送っていただきました。 …続きを読む

最近お作りしたもの~紙管の輪切り~

投稿日:2018年5月8日

ロール状の生地や紙を輪切り状に仕上げる加工を「スリット」といいます。

例えば、下の写真は段ボールをスリットしたものです。

ねこ用の段ボール爪とぎ

 

これまでも様々な素材をスリットしてきましたが、先日珍しいスリットのお仕事をさせていただきました。

それは「紙管のスリット(輪切り)」です。 …続きを読む

最近お作りしたもの~ボタンブローチの台紙~

投稿日:2018年4月11日

「ボタンブローチ」って聞いたことありますか?
捨てられないボタンや予備のボタンなどをリメイクしてできるブローチだそうです。

先日、そのボタンブローチの講座をされている方からご相談をいただき、ボタンブローチの台紙になる厚紙を円にカットするというお仕事をさせていただきました。

ご注文は1mmくらいの厚さのチップボール(グレー厚紙)を5cm直径の円に50枚カットするというものです。 …続きを読む

横に切ることはカット、縦に細長く切ることは?~スリット加工のお話~

投稿日:2017年12月19日

スリット加工はご存じですか?スリット加工とはロール状の布や紙製品を、ご希望の一定の幅や長さに連続断裁しながら巻き取る事を言います。

…続きを読む

小ロット向け!【紙の1000円カット】

投稿日:2017年11月20日

当店でご購入いただいた紙(チップボールなど)をご希望のサイズに断裁するサービスです。
(直線断ちのみのサービスです。丸や三角形などのカットは別途お見積りとなります。)

カルトナージュや工作、台紙に使う紙などを

ワンサイズにつき、仕上がり50枚まで1,000円!でカットします。

少量使用する際に便利なサービスです。

例えば・・・ …続きを読む

シートカットの静電気対策に強い味方

投稿日:2017年11月7日

朝晩がすっかり寒くなってきました。
これからの季節で気になるといえば・・・【静電気】ですよね。不意打ちの様にピリッと来るのは嫌ですが、来ると分かっていながらドアノブを触らなくてはいけない恐怖も嫌ですね。
そんな時はドアノブに触る前に横の壁に触るといいと聞きました。今年はそれを実践してみます。

さて、実はこの静電気、断裁加工をするときの天敵でもあります。素材同士がこすれるときに静電気が起こりやすく、乾燥していればなおさらです。シートカッター(巻き取り断裁機)でビニールや布、紙などをカットしていますが、冬場は静電気で素材がくっつき作業効率が悪くなるのです。

そこで活躍するのが【静電気除去装置】です。

シートカッターに設置されたこの装置が、静電気を ”うまいこと” 除去してくれます。(仕組みは難しくてうまく説明できないのですが・・・)

そんなわけで、これからの季節も問題なし!この装置がフル回転するくらいのご注文お待ちしています!

 

紙やクロスの断裁についてはこちらのページをお読みください。

(T)

小ロットにおすすめプロッターカット

投稿日:2017年10月16日

数は多くないけれど、同じ形にカットしたい!

そのような時は、機械に装着された刃がデータ通りに切る加工方法【プロッターカット】をおすすめします。 …続きを読む